父「余計つらく…」広島女児殺害、差し戻し控訴審7月28日判決(産経新聞)

 広島市安芸区で平成17年、小学1年の木下あいりちゃん=当時(7)=が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われたペルー人、ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告(38)の差し戻し控訴審が1日、広島高裁(竹田隆裁判長)で結審した。検察側は改めて死刑を求め、弁護側は有期懲役が相当と主張した。判決は7月28日に言い渡される。

 検察側は、「犯行は極悪非道の極みで、遺族の処罰感情はいまなお峻烈(しゅんれつ)」と指摘。「反省や悔悟の態度はみられず、矯正の可能性は認められない」として、改めて死刑が相当と主張した。

 一方、弁護側は殺意や計画性を否認したほか、証拠採用されたヤギ被告のペルーでの性犯罪歴について「確定判決がなく証拠能力はない」と主張。1審の無期懲役判決は量刑不当として、有期懲役を求めた。

 閉廷後、あいりちゃんの父、建一さん(43)は「法廷でヤギ被告に真実を話してもらいたかったが、かなわず残念。余計につらくなった」と話した。

 ヤギ被告をめぐっては、1審広島地裁が死刑求刑に対して無期懲役を選択。2審広島高裁は「審理が不十分」として1審に差し戻したが、最高裁は昨年10月、2審判決を破棄し、審理を高裁に差し戻した。

【関連記事】
広島女児殺害事件 差し戻し控訴審 父は「死刑判決を望む気持ちは変わらない」
深夜の火災で4歳女児死亡 広島・尾道
学校前の交差点で小1女児がバイクにはねられ重傷 広島
あいりちゃん殺害4年 全校集会「悲しみますます」
教え子乱暴で懲役30年 広島地裁、元小学校教諭に
「はやぶさ」帰還へ

生活保護費めぐる闇 横行するネット仲介とは(産経新聞)
民主新代表に菅氏=樽床氏を大差で破る(時事通信)
<花火>「天日干し」で仕上げ 愛知・豊橋(毎日新聞)
子ども手当て 支給始まる…富山・朝日町は現金で(毎日新聞)
自民は「風の変化」を警戒(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。